いつもあばれんぼキャンプブログをご覧頂きましてありがとうございます。また、台風による被害に遭われた各地のみなさまに心からお見舞い申し上げます。
●はじめに
8月末に上陸した台風10号などが関東北部、東北及び北海道地方に甚大な被害をもたらしております。河川の氾濫による孤立や橋の流失や落下、崖くずれ等油断のならない状況が続いております。あばれんぼキャンプでは、日本青年会議所OB有志や災害支援団体等と連携し、現地復旧ボランティア活動と物資の支援を行います。
●募集する物資について(集積場所:あばれんぼキャンプ事務局:東京都府中市四谷3−27−1)
ご支援頂きたい物資は以下の通りです。9月16日までに集められるだけ集めたいと思います。他団体と連携及び道路状況確認の後、輸送及びボランティアによる陸送を実施します。
●現在の状況
現地にいち早くかけつけ支援活動を行っている有志(山梨県 一般社団法人大月青年会議所OB土屋和也さん)からの情報では「かなりの被害が出ており、①飲料水、②二次食糧(レトルトなどのおかず)③土嚢袋④スコップ⑤作業用一輪車⑥ペール缶⑦軍手⑧マスク他、資材は全て足りない!」との報告を受けました。今後ボランティア活動が本格化する上で必要な資材機材を集め、迅速に現地災害ボランティアセンターに搬入します。
平成28年台風第10号による被害状況等について(内閣府9月8日発表) http://www.bousai.go.jp/updates/h28typhoon10/
●支援先について
刻一刻と変わる復旧作業ニーズに対応するため、物資搬入及びボランティア作業を実施します。
・岩手県宮古市河合地区ボランティアセンター
・新里地区の各ボランティアセンター
・小本津波防災センター
★緊急に必要になっているもの(※ただし、道路状況等で現状配布が難しいが必要!)
①飲料水
②二次食糧(レトルトのおかずなど)
★今後長期にわたり必要な資材(※ボランティアの皆さんが被災地域の床下汚泥除去やガレキ撤去等に使います。)
③土嚢袋
④スコップ(剣先・角スコ)
⑤作業用一輪車(ノーパンクタイヤ装着)
⑥ペール缶(ワックス・オイルなど、洗浄済み)
⑦軍手
⑧マスク
◎支援金ご協力のお願い!(目標額:20万円※車両及び燃料費、ボランティア交通補助費・食費補助、賠償保険料、次回支援費用などに活用します。)
振込先:ゆうちょ銀行 店名〇〇八(ゼロゼロハチ) 店番008
普通0093712 口座名義 トクヒ)ヤガイアソビヨロコビソウゴウケンキュウジョ
○お問合せ先:あばれんぼキャンプ事務局(NPO法人 野外遊び喜び総合研究所)
東京都府中市四谷3−27−1ウェルズ府中96A
電話:042−364−8031 FAX:042−202−0881
メール:info@abarenbo-camp.com
※皆さまのご支援とご協力をお願いいたします。以下は岩手県宮古市周辺の様子
思い起こせば・・・
東日本大震災から5年以上が経ち、あばれんぼキャンプ場がある福島県郡山市で2011年7月から、県内の子どもを集めた「震災支援キャンプ」から始めた”あばれんぼキャンプの災害支援活動”。あばれんぼキャンプの支援活動は、東日本大震災の子ども支援から始まりました。震災と原発で外で遊ぶ事ができない子どもを集め、低線量地域で思いっきり遊んでもらう事を目標に実施してきました。
そして、九州地方を襲った地震や、常総市における河川の氾濫など、各地で継続的な支援が必要な災害が発生しており、私たちは出来る範囲で活動を実施しておりました。
先月発生した台風10号の被害はとても大きく私たちができる事を考え実施して参りたいと思います。私達だけでは持てない大きなつながりの力も借りて支援活動を実施したいと考えています。皆さまと共に、被災された方が早く日常を取り戻せるように、ほんの微々たる本当に微力な支援活動を行なっていきたいと思います。
最後に・・・
被害を受けていない私自身も、日々備える事を忘れないように過ごして行かなければなりません。今日の減災は、多くの犠牲によって積み上げられた「歴史」であり、「学び・備え・伝える事」を決して忘れてはなりません。あばれんぼキャンプは、子どもやご家族に自然体験や野外で行うキャンプの楽しさをお伝えする仕事をしています。そのプログラムの中で、自然への理解を少しでも多く伝える事が減災につなげるミッションの一つであり、今日の社会に役立つ事でもあります。出来る事は限られますが、様々な形で続けていければと思います。
今後ともご支援とご協力をお願いいたします。あばれんぼキャンプ 代表 中嶋 信
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